オーナーチェンジ物件は売却しにくい?売却成功のコツや流れを解説
「オーナーチェンジ物件」とは、入居者が存在する状態で売却される賃貸物件のことです。
売主は現状のまま売却でき、買主は購入後すぐに収益が期待できるなど、双方にメリットがあります。
但し、「売主にとっては売りにくい」と言われることも。
そこで今回は、そんなオーナーチェンジ物件について、売却しにくいと言われる理由から、売るコツ、売却までの流れを解説します。
オーナーチェンジ物件が売却しにくい?その理由とは
オーナーチェンジ物件の売却が難しい理由は主に3つあります。
まず、購入者が投資家に限られるため、一般の住宅購入者に比べて市場が狭くなります。
次に、賃借人が住んでいる場合が多く、内覧が制限されるため、物件の状態確認が困難になり、購入意欲が低下するでしょう。
また、住宅ローンの審査が厳しくなる点も挙げられます。
投資用物件として評価されるため、融資が受けにくくなることがあるでしょう。
これらの要因が重なることで、オーナーチェンジ物件の売却には時間がかかりやすいとされています。
オーナーチェンジ物件の売却を成功させるコツ
オーナーチェンジ物件の売却を成功させるためには、物件の価値向上が重要です。
まず、空室改善をおこない、物件の収益性を高めましょう。
また、賃貸収入や更新料が適正かどうかを見直すことで、安定した収入源としてアピールできます。
さらに、入居者の属性や支払い状況を確認し、空室リスクを減らして投資家に安心感を与えることも大切です。
修繕履歴や計画を明示し、物件の管理状況を明確に伝えることで、購入者の不安を和らげ、魅力的な投資対象として売却を成功させやすくなります。
オーナーチェンジ物件を売却するときの流れを押さえておこう
オーナーチェンジ物件の売却の流れは、不動産会社による価格査定から始まり、媒介契約の締結、販売活動、売買契約の締結を経て完了します。
まず、不動産会社に査定を依頼し、レントロールで賃貸状況を開示して適正価格を把握しましょう。
次に、媒介契約を結び、販売活動が開始され、購入希望者を募ります。
購入希望者が見つかったら、価格交渉などを経て売買契約の締結に進みます。
オーナーチェンジ物件は、入居者の権利を引き継ぐため、賃貸借契約の確認や入居者への説明など、通常の売却より慎重な対応が求められるでしょう。
まとめ
オーナーチェンジ物件は購入者が投資家に限られるといった理由から、売却が難しい傾向にあります。
成功させるには空室改善や賃料見直し、入居者情報の開示などの方法で安心感を提供することが重要です。
売却の流れは、査定、媒介契約、販売活動、売買契約と進みますが、入居者の権利関係に配慮した丁寧な対応が必要です。
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