トレーラーハウスによる土地活用とは?メリットや注意点を解説
両親や親族からの相続により、土地や建物といった不動産を受け継いだ方は多いでしょう。
その土地に自分で住む予定がない場合は、土地活用をおこない、収益化を目指すのがおすすめです。
そこで今回は、新しい土地活用方法として注目されているトレーラーハウスとは何か、経営するメリットや注意点を交えて解説します。
トレーラーハウスによる土地活用とは
トレーラーハウスとは、アメリカなどで発展した、一定の条件を満たすことで車両扱いが可能な住宅です。
車両扱いが認められると、自治体への「建築確認申請書」の提出が不要となるため、賃貸住宅の経営が容易になります。
建物の性質上、キャンピングカーをイメージする方も多いかもしれませんが、トレーラーハウスのライフラインは一般的な建物とほぼ変わりません。
トレーラーハウスの規模はさまざまで、ロフト付きのタイプもあり、一人暮らしからファミリーまで幅広い層に需要があります。
土地活用でトレーラーハウス経営をはじめるメリット
トレーラーハウスは、住居や別荘だけでなく、店舗や事務所などさまざまな用途で利用できる点がメリットです。
一般的な住宅の場合、市街化調整区域に指定されたエリアには建築できませんが、トレーラーハウスは車両扱いとなるため、市街化調整区域や農地でも設置が可能です。
また、大規模な基礎工事が必要な一般的な住宅と比較して、建築コストを抑えられる点も大きなメリットとなります。
土地活用でトレーラーハウス経営をする際の注意点
設置を予定している地域の自治体によっては、トレーラーハウスを違法建築物とみなす可能性がある点に注意が必要です。
トレーラーハウスに関する法律はまだ整備されておらず、自治体によって扱いが異なるため、まずはトレーラーハウスの設置が可能かどうかを自治体に相談することをお勧めします。
また、一般的な住宅よりも低コストであるとはいえ、運搬費や設置費用がかかる点も考慮する必要があります。
本体価格と設置費用は50万円~100万円程度、さらに地盤改良工事が必要な場合は追加で最大100万円程度のコストがかかる可能性があるため、予算内で収まるかどうか、事前に見積もりを確認しましょう。
まとめ
トレーラーハウスとは、車両扱いになる住宅のことで、有効な土地活用方法のひとつです。
さまざまな用途で活用できることや、市街化調整区域以外にも設置できることなどが、トレーラーハウス経営のメリットと言えます。
まずは自治体に設置可能か確認し、見積もりをとって予算内に収まるかどうか調べましょう。
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