不動産売却で使われているレインズとは？利用するための流れも解説
不動産を売却するために、現在ではインターネットを介して多くの顧客に物件を見てもらう方法が一般的になっています。
レインズも、仲介を依頼する不動産会社以外の顧客に広く物件情報を知ってもらうためのシステムです。
今回はこのレインズは不動産売却でどのような役割があるか、利用するための流れはどのようなものか解説します。
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不動産売却で利用されているレインズとは
レインズとは、全国の不動産業者が加入している不動産情報交換のネットワークシステムです。
このシステムに登録された物件は、不動産を売りたい方が相談した不動産会社以外でも情報を見られます。
不動産を買いたいと思っている方の相談を受けた不動産会社がレインズを検索すると、その方の希望条件を満たす物件が見つかることもあるでしょう。
その不動産会社が物件情報を相談者に紹介し契約が成立すると、違う会社の顧客同士の売りたい・買いたいニーズを両方満たせます。
ほかの不動産会社の顧客にも物件を見てもらえるため、早く買い手を見つけたいと思っている方にとってレインズに物件が登録されることは大きなメリットです。
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不動産売却でレインズを利用するための流れ
レインズは不動産会社向けネットワークシステムで、顧客が自ら物件を登録することはできません。
利用するための流れはまず不動産会社の査定を受け、査定額に納得できたらその不動産会社と媒介契約を結ぶ形になります。
ただし、不動産会社と媒介契約を結ぶとすべての物件が自動的にレインズに登録されるわけではありません。
不動産の媒介契約は3種類あり、専任媒介契約・専属専任媒介契約の2種類は不動産会社が物件をレインズに登録する義務を負う契約です。
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不動産売却でレインズに登録義務がある媒介契約の種類
専任媒介契約とは、媒介契約のうち1社としか契約できないことが特徴です。
これだけだと不動産を売りたい方に不利になりますが、この契約を結ぶと不動産会社は7営業日以内に物件をレインズに登録する義務があります。
さらに2週間に1回以上、販売活動についてメールや文書で知らせる活動報告義務も果たさなければいけません。
そのため、複数の会社と契約を結べる一般媒介契約より力を入れて販売活動をおこなってくれる可能性が高いです。
専属専任媒介契約と呼ばれる種類の契約もレインズへの登録義務があり1社としか契約できない点は同じですが、さらに売り手が自分で買い手を見つけることができません。
その代わりレインズへの登録期限が5営業日以内・活動報告義務が1週間に1回以上と決められているため、不動産会社がより力を入れて販売活動をおこなってくれます。
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まとめ
レインズとは、全国の不動産業者が加入している不動産情報交換のネットワークシステムです。
専任媒介契約・専属専任媒介契約を結ぶと、不動産会社が物件をレインズに登録してくれます。
これらの契約を結ぶと不動産会社は活動報告義務も果たさなければならないため、力を入れて販売活動にあたってくれる可能性が高いです。
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